仕上げ東物 近江産(滋賀)高島妙覚2番 合せ
higashi oumisan(shiga)takashimamyoukaku2 awase
砥石の貴婦人、高島妙覚。高島妙覚には妙覚谷と妙覚山が業者に寄り表記の違いが
有りますが地元では妙覚山の谷から坑道を掘っているので妙覚谷と呼ぶそうですが
国土地理院の地図には妙覚山と表記されています。妙覚山に高島の地名を冠していますが
滋賀県内には他にも妙覚山と言う山が存在しているので高島の地名を付けています。
高島妙覚の石は、多種多様な石が多く採れていたと聞いています。特に巣板は研磨力が
有り評判は良かったそうですが現在は市場では見掛ける事は有りません。戸前も同じ
事が言え研磨力の有る堅目の石が出ていたそうですが此方も市場には残っていません。
現在、残っている石は比較的筋等は少ないですが柔らか目の石が多い様です。
養生必要。